「オールインワン」
もはや見かけない日はないくらい頻繁に使われていて、便利すぎる現代社会を象徴しているかのようなことなですよね。
オールインワン(英語:All in one)は、幾つかの物や機能などが一つにまとめられている形態のこと。
ある一つの目的達成に、本来複数組み合わせて使用する製品群を一つにまとめた工業製品と、その設計思想である。
転じて、「シリーズ物の映画作品を1パッケージで」といったボックス販売(複数のDVD映像ソフトを一つのセットにする販売方法)にも「オールインワン」という表現が使われる場合がある。
オールインワンという考え方は、オールインワンジェルなどの化粧品だけでなく工業製品や映画作品などにも使われる表現です。
一度、オールインワンゲルなどのコスメを使ったら、あまりの便利さに手放せなくなってしまいます。
私も好きな化粧品ランキングTOP5を想像するとオールインワン系化粧品が入っていますね◎
忙しい時の救世主とも言える、とても便利何ですよね!
でも....口には出さな買ったとしても、あなたもこんなことが頭をよぎったことがありませんか?
- 「化粧水・美容液・乳液・クリーム・化粧下地の5役を1本でできる」って、本当に信じていいの?
- なんでオールインワン系コスメは1本で5役もこなせるの?
- 1つ1つの役割は弱いんじゃないの?
何気なく使っている中で不思議に思うこともありませんか?
オールインワンジェル?ドモホルンリンクル8点セット?あなたはどっち派?
あなたはスキンケアに手間を惜しまない派ですか?
例えていうならドモホルンリンクルの8点セットのように、手間と時間をかけて「肌のお手当て派」ですか?
それとも、1塗り秒殺の時短ケアを愛する「オールインワンジェル派」ですか?
あるいは、体と顔で使い分けている「美の賢者」でしょうか?
スキンケア2大派閥
- 化粧水、美容液、乳液、クリームのシーリーズ系基礎化粧品を使って、しっかりと手間をかけてスキンケアを使う
- 忙しい時に、ひと手間でサッとスキンケアしたい時にはオールインワンコスメを使う
どちらが良いとか、悪いとか、そういうことではないかな...と思うのですが、あえてデメリットを挙げるなら
手間をかける派さんは、もしかしたら丁寧にスキンケアをするあまり、ゴシゴシ洗顔や化粧水のパッティングで肌に刺激を与えてしまっているかもしれません...
時短派さんは、もしかしたら保湿不足で肌が乾燥してしまっているかも...
でも、それって使い方の個人差で、コスメの欠点ではありませんよね(笑)
ココがポイント
化粧品はニーズに合わせて作られているものなので「使う側が満足して使えるかどうかがポイント」です。
「気持ちいいなぁ」「便利だわ〜」と思って使っている人にとっては、どちらも満足感が高いと言えます。
オールインワン系とシリーズ系で成分に違いはあるの?
オールインワンコスメの目的は保湿で、水と油と界面活性剤から作られています。
でた!界面活性剤!!界面活性剤で「老いる」という話ではありませんよ!
化粧水は水性成分、乳液やクリームは油性成分と界面活性剤です。
だから結局のところ、最後に得られる状態は同じなのです。
【違いはない?】時短ケアと手間暇ケア|どちらが効果的?
- 化粧水・美容液・乳液・クリーム・を順番に塗るスキンケアで「手間」を楽しむ
- 簡単なスキンケアで「時短」する便利さを楽しむ
満足感を得ることが目的なので「自分自身が心地よく使って好きだと思えるかどうか」がポイントです。
食事で例えるなら
- コース仕立ての料理のように、少量を7皿にわけで前菜、スープ、魚料理、シャーベット、肉料理、サラダ、デザートのように楽しむ
- ランチのワンプレート料理のように1皿を気軽に楽しむ
ファッションで例えるなら
- 小物アイテムの組み合わせで、キャミソール、シャツ、カーディガン、スカート、ソックスなど重ね着のレイアードスタイルを楽しむ
- 1枚でスタイルが決まるワンピースを楽しむ
オールインワンコスメも「効果があると信じて心地よく使えば満足できる」という。
こんなフワッとした答えになってしまうのですよね。
たとえ毎日、フルコースを食べることが習慣のセレブな方も、忙しい時ににサッと食べられるプレートランチを召し上がることだってありそうですよね。
【美の賢者】時短ケアと手間隙ケアをどう使い分ける
普段はドモホルンリンクル8点セットレベルで、超絶丁寧にお手入れをしているけれど、疲れ果てて早く寝たい時もある。
そんな時に時短ケアを取り入れるれば、洗顔&化粧水だけで、力尽きてしまうよりも、洗顔&オールインワンジェルに方が効果的に保湿できているかもしれませんね。
リンスインシャンプーやクリーム系シャンプーも、荷物を減らしたい時の強い味方です。
技術の進歩で脂汚れを落とす洗浄作用と静電気を抑えて指通りを滑らかにするコンディショニング作用を一緒に配合できるようになって作られたのがリンスインシャンプーです。
ここで活躍しているのが髪の毛の指通りを良くするシリコン(シリコーン)なんです◎
でた!シリコン!シリコンで「ハゲる」という話ではありませんよ!
そもそも化粧品やヘアケアアイテムは、病気を治す薬のような効果は持っていないので、結局のところ「好み」や「心地良さ」を楽しむものでファッション感覚に似ているんです。
要は、使い勝手に合わせて「使い分ける」ために色々な種類のコスメが作られているのです。
洋服の例でも、1枚でスタイルが決まるワンピースに小物を合わせて重ね着を楽しむことがあるような感覚で、自分が「好き」だと思える感覚を中心にして、組み合わせることが化粧品の楽しみ方なのではないでしょうか?